配偶者ビザの審査では、偽装結婚ではないかという目で見られることがあります。
本物の結婚であっても、準備が不十分だと疑われ、不許可になってしまうこともあります。
本記事では、配偶者ビザで偽装結婚を疑われないための対策を、行政書士が解説します。
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電話受付:9時〜21時(年中無休) / メール:24時間受付
なぜ配偶者ビザで偽装結婚が問題になるのか
配偶者ビザは、就労の制限がなく、日本で安定して暮らせる在留資格です。
そのため、在留資格を得る目的だけの偽装結婚に悪用される例が、残念ながら一部にあります。
入管は、こうした偽装結婚を防ぐために、結婚の信ぴょう性を慎重に審査します。
その結果、本物の結婚であっても、準備が不十分だと疑われてしまうことがあるのです。
偽装結婚を疑われやすいケース
次のようなケースでは、結婚の信ぴょう性をより丁寧に示す必要があります。
- ✓交際期間が極端に短い
- ✓夫婦の年齢差が大きい
- ✓言葉が十分に通じない状態で結婚した
- ✓同居の実態が見えにくい(別居など)
- ✓結婚相談所や紹介での出会いで、経緯の説明が少ない
- ✓過去に在留状況の問題がある
当てはまる項目があっても、しっかり準備すれば許可は目指せます。
大切なのは、資料で実態を示すことです。
結婚の信ぴょう性を示す資料
結婚が本物であることを示すために、次のような資料を用意します。
- ✓二人で写ったスナップ写真(交際から結婚まで時系列で)
- ✓メールやSNS、通話アプリのやり取りの記録
- ✓旅行やデートの記録
- ✓結婚式や両家の家族との交流がわかる資料
- ✓同居を示す住民票
これらを時系列で整理すると、自然な交際を経て結婚に至ったことが伝わりやすくなります。
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質問書・理由書で経緯を一貫して示す
質問書や理由書では、出会いから結婚までの経緯を具体的に書きます。
「いつ・どこで・どのように出会い、どう交際が深まったのか」を、エピソードを交えて書きましょう。
夫婦で記入内容に食い違いがあると、疑われる原因になります。
提出する写真や記録とも矛盾しないように、内容を二人で確認しながら作成することが大切です。
入管の面談で聞かれること
審査の過程で、入管から面談を求められることがあります。
面談では、出会いの経緯や、お互いの生活、家族のことなどが質問されます。
質問書に書いた内容と、面談での説明が食い違わないようにしておくことが大切です。
事実をもとに準備しておけば、面談でも落ち着いて答えられます。
同居の実態を示す重要性
偽装結婚ではないことを示すうえで、同居の実態はとても重要です。
同じ住所に二人で住んでいることを、住民票などで示します。
生活を共にしている様子(家計・家事の分担など)も、質問書で説明できるとよいでしょう。
やむを得ず別居している場合は、その理由と交流の状況を丁寧に説明します。
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交際期間が短い・年齢差がある場合
交際期間が短い場合や、年齢差が大きい場合は、特に疑われやすくなります。
しかし、これらは丁寧に準備すれば、許可を目指せるケースです。
交際期間が短い場合は、出会いから結婚までの経緯を、写真や記録で具体的に示します。
年齢差がある場合は、年齢差を超えて惹かれ合った経緯を、自分の言葉で説明しましょう。
疑われてしまった場合の対応
もし偽装結婚を疑われ、追加資料を求められたり、不許可になったりした場合でも、諦める必要はありません。
まずは、どの点を疑われているのかを正確に把握します。
そのうえで、結婚の実態を示す資料を補い、理由書で丁寧に説明します。
事実にもとづいて、客観的な資料で示すことが、疑いを晴らす近道です。
不安なときは専門家に相談を
「自分たちは大丈夫だろうか」と不安な場合は、申請前に専門家へ相談するのがおすすめです。
行政書士に相談すると、どの資料をどう示せば信ぴょう性が伝わるか、具体的なアドバイスを受けられます。
当事務所は、相談実績1000件以上の経験をもとに、結婚の信ぴょう性の示し方をサポートします。
愛知・岐阜・三重を中心に、配偶者ビザの申請を数多くお手伝いしています。
入管が結婚の信ぴょう性を判断する視点
入管は、いくつかの視点から結婚の信ぴょう性を判断しています。
まず、出会いから結婚までの経緯が自然で、一貫しているかを見ます。
次に、夫婦が実際に生活を共にしているか(同居の実態)を確認します。
さらに、お互いのことをよく理解しているか、意思疎通ができているかも見られます。
これらを、書類や面談を通じて総合的に判断します。
偽装結婚を疑われやすくするNG行動
次のような行動は、かえって疑いを招くため避けましょう。
- ✕質問書を夫婦で相談せず、別々に適当に書く
- ✕事実と異なることを書いてつじつまを合わせる
- ✕提出する写真や記録を、急ごしらえで用意する
- ✕面談での説明が、書類の内容と食い違う
大切なのは、ありのままの事実を、資料で自然に示すことです。
写真・記録の効果的な残し方
結婚の信ぴょう性を示すうえで、写真や記録はとても重要です。
二人で写った写真は、交際初期から結婚後まで、時系列でそろえると効果的です。
メッセージや通話の記録は、日常的に連絡を取り合っていたことを示します。
旅行や食事、家族との交流など、生活の中の自然な場面を残しておきましょう。
言葉が十分に通じない場合の対策
夫婦で使う言語が異なり、意思疎通に不安がある場合も、疑われやすくなります。
この場合は、どのように会話しているか(共通言語・翻訳アプリなど)を正直に説明します。
お互いの言語を学んでいる様子や、コミュニケーションの工夫を示すのもよいでしょう。
言葉の壁があっても、交際の実態を示せれば、許可は目指せます。
結婚相談所・紹介で出会った場合
結婚相談所や紹介を通じて出会った場合も、配偶者ビザの取得は可能です。
ただし、出会いから結婚までが短期間になりやすく、経緯の説明が少ないと疑われやすくなります。
紹介後に実際に会った回数や、連絡の頻度、お互いを理解していった過程を、資料で示しましょう。
出会いの形そのものが、不利になるわけではありません。
まだ同居していない段階で申請する場合
海外から呼び寄せる場合など、まだ同居していない段階で申請することもあります。
この場合は、これまでの交際の経緯と、これからの生活設計を中心に示します。
会いに行った記録や、日常的な連絡の記録が、交際の実態を示す資料になります。
同居していないからこそ、これまでの積み重ねを丁寧に示すことが大切です。
日頃からできる備え
偽装結婚を疑われないための備えは、日頃の積み重ねが大切です。
- ✓二人で写った写真をこまめに残す
- ✓連絡のやり取りを消さずに保存しておく
- ✓一緒に出かけた記録(チケットなど)を残す
- ✓同居を始めたら住民票をそろえる
こうした記録は、申請のときに大きな助けになります。
偽装結婚と判断されるとどうなるか
もし偽装結婚と判断されると、配偶者ビザは不許可になります。
すでに在留している場合は、在留資格の取り消しや、退去強制の対象になることもあります。
偽装結婚は、あっせんした人も含めて、法律で罰せられる重大な行為です。
本物の結婚であれば恐れる必要はありませんが、信ぴょう性を示す準備はしっかり行いましょう。
同居の実態を示す具体的な方法
同居の実態は、次のような方法で示せます。
- ✓二人が同じ住所に記載された住民票
- ✓同じ住所宛ての郵便物や公共料金の領収書
- ✓家族で写った自宅での写真
- ✓家計を共にしていることがわかる資料
生活を共にしている様子が伝わると、信ぴょう性が高まります。
面談に備えてやっておくこと
面談に備えて、次のことをやっておくと安心です。
質問書に書いた内容を、二人で改めて確認しておきます。
出会いの時期や場所、結婚を決めた経緯など、基本的な事実を共有しておきます。
わざと口裏を合わせるのではなく、事実を正確に思い出しておくことが大切です。
信ぴょう性を示すうえでの心構え
結婚の信ぴょう性は、特別なことをして示すものではありません。
二人で過ごしてきた時間を、写真や記録という形で残しておくことが基本です。
申請のときは、その積み重ねを、わかりやすく整理して示します。
ありのままの結婚生活を、丁寧に伝えることを心がけましょう。
信ぴょう性を高めるためにできること
結婚の信ぴょう性は、日頃の積み重ねで高められます。
二人で出かけた記録や写真を、こまめに残しておきましょう。
連絡のやり取りは、消さずに保存しておくと、いざというときの資料になります。
同居を始めたら、住民票をそろえ、生活を共にしている事実を示せるようにしておきます。
偽装結婚対策でよくあるご相談
「交際期間が短くて疑われないか」「言葉が通じにくいが大丈夫か」といったご相談をよくいただきます。
これらは、丁寧に準備すれば、許可を目指せるケースがほとんどです。
不安な点は、無料相談でお気軽にご相談ください。
結婚生活の記録を残す習慣を
配偶者ビザは、一度取得した後も、更新のたびに結婚生活の実態が見られます。
そのため、日頃から結婚生活の記録を残しておく習慣が役立ちます。
旅行や行事の写真、家族での思い出を残しておきましょう。
こうした記録は、更新や永住申請のときにも、大きな助けになります。
まとめ
この記事では、配偶者ビザで偽装結婚を疑われないための対策を解説しました。
大切なのは、結婚の信ぴょう性を、写真・記録・質問書などの客観的な資料で一貫して示すことです。
交際期間や年齢差などで不安がある場合は、特に丁寧な準備を心がけましょう。
不安な方は、愛知・岐阜・三重対応の当事務所までお気軽にご相談ください。
よくある質問
偽装結婚を疑われないためには、結婚の信ぴょう性を客観的な資料で示すことが何より大切です。
交際期間や年齢差などで不安のある方は、愛知・岐阜・三重対応の当事務所までお気軽にご相談ください。
行政書士塚田貴士事務所代表 塚田 貴士
【プロフィール】
2018年11月 行政書士塚田貴士事務所を開業
【専門分野】
外国人在留資格、永住権申請、帰化申請。
相談実績1000件以上。
公式サイト…https://haigushaviza-help.com/
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